人気ブログランキング | 話題のタグを見る

抹茶挽き体験処「お茶の北島屋」

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>

のれんのまち一本杉通りへ
花嫁のれん館へ
(電話:07670-53-8743)
この花嫁のれんは、珍しいバラの柄です。これが、私が見た3枚目です。バラに棘が描いてありません。
結婚式に、バラをもって行く時は棘を取るそうです。我が家のだけは、棘が描いてあります。
洋花で珍しいのですが、大正ロマンで昭和十年頃まで、着物の柄でもあったそうです。
のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>_b0062607_7434798.jpg

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>_b0062607_744264.jpg

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>_b0062607_7445245.jpg

所有者:中島町田岸 時長登美子
制作年代:昭和10年代
家紋: 蔦
ひとこと:
時長一枝(平成十年没)
大正の終わり頃に小牧村の旧家の長女として誕生、
十八歳で時長家に嫁入りしました。
間もなく、太平洋戦争がはじまり、戦地の夫を待ちながら
幾多の困難をのりこえて来たひとです。
幸いにも男の子四人に恵まれ成長する子供達との楽しかった事など
笑顔で語ってくれました。
七十六歳に永遠の別れをするまでやさしく丁寧に嫁の私を導いてくれたことを
有難く思います。
# by kitajimaya | 2017-03-05 08:05 | ■花嫁のれん

のれんの街七尾 今月ののれん <七尾演劇堂>

のれんのまち一本杉通りへ!
花嫁のれん館へ!
のれんの街七尾 今月ののれん <七尾演劇堂>_b0062607_8193368.jpg

のれんの街七尾 今月ののれん <七尾演劇堂>_b0062607_8202284.jpg

所有者: 中島町 安田
制作年代: 昭和23年
家紋: 蔦
ひとこと:
昭和23年嫁ぐ際、嫁入り道具道具の一つとして
この花嫁のれんを持参しました。
両親は、戦後「物のない時代」持たせるのにさぞ
大変な苦労をして下さったと思います。
嫁ぎ先の人になる区切りの意味を持つ花嫁のれんを
久し振り手に取り、今は90歳にまで手が届くように
なった我を思う亡き両親の愛情に感謝しております。
# by kitajimaya | 2017-02-02 08:30 | ■花嫁のれん

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>

のれんのまち七尾一本杉通りへ!
花嫁のれん館へ!
電話:0767-53-8743
七尾・語り部処へ!
抹茶挽き体験は「お茶の北島屋」!
電話:0767-53-0003
のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>_b0062607_16111726.jpg

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>_b0062607_1612712.jpg

所有者: 中島町 松中節子
制作年代: 昭和51年
家 紋: 蔦
ひとこと:
今から41年前、母は娘がおしどり夫婦になるようにと
願いを込めてこの花嫁のれんを持たせてくれ、
私は、こののれんをくぐって嫁ぎました。
お陰でそれから私達夫婦は、おしどり夫婦とまではいきませんが
何とか力を合わせて今日までやって来ました。
そして、3年前私の娘が、こののれんをくぐって嫁いで行きました。
今は亡き母、天国で可愛いがっていた孫がおしどり夫婦になってくれますようにと
見守ってくれているように思います。
# by kitajimaya | 2017-01-11 16:23 | ■花嫁のれん

のれんの街七尾 今月ののれん<能登演劇堂>

のれんのまち一本杉通りへ!花嫁のれん館へ!
のれんの街七尾 今月ののれん<能登演劇堂>_b0062607_17242752.jpg

のれんの街七尾 今月ののれん<能登演劇堂>_b0062607_1725764.jpg

所有者: 中島町 時長澄美子
制作年代: 昭和43年
家紋: 隅切角違ひ丁子
ひとこと:
嫁入りして半世紀になることに驚いています。
古い習慣と現代人はとらえるかも知れませんが、
私は、こののれんくぐりの瞬間
人生の大きなジャンプをしたように感じ
「しっかりとしなくては・・・・」と自分に言い聞かせました。
その通りに生きたとは今言えませんが
肉親との別れを心にきざんだのかもしれません。
# by kitajimaya | 2016-12-04 17:36 | ■花嫁のれん

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>

のれんのまち一本杉通りへ!
花嫁のれん館もオープンして、早5ヶ月過ぎました。先日北国新聞にも掲載されましたが
「花嫁のれん潜り体験」が大変好評です。
のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>_b0062607_180583.jpg

所有者 中島町 島田家
制作年代 昭和三十六年頃
家 紋 蔦
ひとこと:
55年前、金沢へ嫁ぐ時に、親が持たせてくれた三つ幅の花嫁のれんです。
金沢は、半軒ののれんが一般的でした。
# by kitajimaya | 2016-09-03 18:06 | ■花嫁のれん