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七尾市情報処しるべ蔵

七尾市に情報処しるべ蔵があります。平成16年10月に七尾市しるべ蔵条例なるものが制定され、その第1条に、本市における中心市街地の商業及び観光振興の推進並びに活力ある町づくりの形成に寄与するために七尾市情報処しるべ蔵(以下「しるべ蔵」という)を設置する。とあります。

ところが、毎年今頃(予算時期)になると、しるべ蔵が行政の方から取り上げられ、運営管理が問題になってきます。不思議なことに、マイナス面だけが取り上げられ、存続が危ぶまれます。なぜもっとプラス面を見ないのでしょうか、ただ予算がないからカットなのでしょうか?なぜ前向きに検討がされないのでしょうか?

平成16年から、本格的一本杉通りのまちづくりが始まり、それ以来毎年成果が上がり、視察、観光とお客さんが訪れる通りになり、全国からの問い合わせ先は、情報処「しるべ蔵」で一本杉通りでは発信して来ていて、今ではとても重要なところで、とてもここの機能を止めることはできません。
中心市街地の商店街も、来月から始まる東海北陸自動車道の開通に合わせ、「ふれあい観光 語り部処」を64軒立ち上げて、26日にはまちなか語り部処会議も開き盛り上げます。これとて、しるべ蔵を中心に、御祓川の東と西が協力してまちの賑わいを取り戻そうとする大きな活動です。

残念ながら、七尾では、開通に合わせた動きが見られないことです。新聞によると金沢では毎日のように、東海北陸自動車道開通に向けての活動を伝えています。この時期に、しるべ蔵をどうするなどと取り上げているのではなく、東海北陸自動車道開通に向けて着々と準備を進めて、行政も、議員さんも、市民もとても忙しい時ではないでしょうか?

今年は、一本杉通りでは、花嫁のれん展と語り部処の全国発信に取組むことで、とても今から忙しく、しるべ蔵で会議、会議が続いています。町会、振興会では一本杉通りの次の段階へのまちづくりに進めたいことが、みなさんからどんどん出てきます。

しるべ蔵の予算が多すぎる(行政から見ると)から問題になるのであるのなら、七尾市の主軸の一つ観光に対し、特に中心市街地の観光をどのように捉えて戴いているか全く解りません。一本杉通りがここまで民で頑張って5年経ちました、今ここで一本杉方式の「ふれあい観光 語り部処」を中心市街地に広げ盛り上げようと、次の段階に入ったところです。ぼつぼつですでも着実に前、前と進んでいます。これとて民の力で進んでいます、それを助けるのに、しるべ蔵の存続だけでも、協力願いたいものです。
by kitajimaya | 2008-06-12 10:36 | ■登録文化財とまち