お茶の北島屋

カテゴリ:創造展 三谷国子( 1 )

「朱招魂」 三谷国子

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「朱招魂」について   三谷国子
「いやさか祭り」と題して描きましたキリコの標題「朱招魂」は私の古里能登町大棚木町の以前の標題でした。私達が子供の頃、亡き父から語り聞かされた話を記します。
人々は人生を生きる過程に於いて不幸な出来事に出会うことがある。交通事故死、過労死,罪人等々無常な事実があります。
古くは戦国時代の世、上杉謙信が七尾城を落とした後、魚津城へ援軍にいった。その間に織田方魚津城攻撃に出陣している宿縁の長連竜に一千の兵をつけて帰国させ棚木城を攻略させる。その時前多利家の兄安勝の軍も加わって棚木の浜で激しい死闘が繰り広げられた。長与一景連は義に於て連竜と一家の誼み、天正十年五月十九日書を以って降伏勧告したが、部下がこれを拒絶したので止むなく景連は門外に出て血戦となり小林平左衛門に討ちとらえられのである。落城天正十年五月二二日。
それで、この戦いに戦死した人々の魂も、七月七日の「いやさか祭り」にいらっしゃいね。一緒にキリコをかついで、弥栄をお祝いしましょう。」というお祈りがこめられているのです。云々。
現在は、「あばれ祭り」と呼ばれている。私の絵は歴史を語っているのです。

「篝火は海面に映へて太鼓の音 能登にとどろくいやさかまつり」
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by kitajimaya | 2009-08-04 08:43 | 創造展 三谷国子 | Trackback