抹茶挽き体験処「お茶の北島屋」

のれんの街七尾 今月ののれん <能登演劇堂>

今月はちょっと古いのれんです。終戦後もののないときの花婿のれんです。不思議なのは房が赤いのです。一般的に花婿のれんの房は紺か緑かと思うのですか?
絵柄もとてもユニークで、農家に嫁ぐとのことで、稲穂に雀の絵があしらってあります。
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所有者: 中島町 南 静子
制作年代: 昭和二十年代
家紋: 木瓜
ひとこと:
花嫁のれんをテーマにした催事が時々行われていることを報道等で知りますが、
のれんは花嫁に限らず、花婿としても結婚に際し調度品として持参することが
昔から行われていたと聞いております。
戦争が終わり復興期に、復員を待っていた結婚適齢期を迎えた人々の結婚が
巷で聞かれることが多くなり、私もその中の一人でした。物資不足の中とは言え、
昔ながらのしきたりを重んじて式をあげる事となりました。
その折に主人の高度品の中にあり、実家の方々の心配りを改めて感じております。
当時、農家に婿入りするということで、図案は稲穂に雀を描き染を町内の呉服屋さんに
お願いした品と聞いております。
この度、ご縁をいただきこのような場所にて展示することになり、六十七年の歳月
を経て皆様のお目にふれるとは思ってもいませんでした。ご覧になられた皆様にはどの
ように映りましたでしょうか、今は亡き主人の遺品として永く保存することが
私の役目と思っております。
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by kitajimaya | 2016-07-07 08:44 | ■花嫁のれん | Trackback
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